環境上位デッキどれも強そうでデッキ選択迷子や〜泣
環境デッキって6種類あんねん
一緒に使用候補デッキ選んでいこ!
ほうほう、頼りにしてます
ほなよろしゅう!
現環境で活躍しているデッキは基本的に3種類
どーも、ぽわぽわです。
今回も、シティリーグにおける使用デッキの決め方を解説していきます。
本記事では3日目として使用候補デッキの選定を行っていきます。
まだ前回の記事(2日目)を読んでいない方は先に以下からご覧ください。
環境上位デッキの特徴が把握できたらいよいよここからは使用候補デッキの選定に入っていきます。
環境デッキを特徴ごとに分類し、それぞれに対する有効策を考えます。
あらゆる有効策を盛り込んだものを使用候補デッキとして選定。
それではやっていきましょう!
(おさらい)7日間のスケジュール
シティリーグにおける使用デッキの決め方を流れに沿って解説していきます。
7日間のスケジュール(記事の内容)は以下になります(本記事は3日目の部分)。
まずはシティリーグにおける目標を設定します。
目標が明確になっていないと使用デッキを検討する際の方向性が定まりません。
とりあえず1勝、勝ち越し、予選突破、優勝など目標自体は何でも構いません。
ここで設定した目標を達成できるようにこの先使用デッキを検討していくことになります。
目標を設定したら次にやることは環境デッキの把握です。
シティリーグ当日に対戦しそうなデッキとしてはどのようなものがあるのか、これを把握しておくことで使用デッキが決めやすくなります。
各デッキのサンプルレシピ、概要、強み、弱みなどをしっかりと把握しておきます。
環境デッキについて把握できたら、ここからはいよいよ使用デッキを検討していきます。
まずは把握した環境デッキたちに対して有効なアプローチを考え、そのアプローチを盛り込めそうなデッキを使用候補デッキとしていくつか選定します。
この段階ではまだあまり絞り込まず、可能性がありそうなデッキをたくさん挙げていきます。
使用候補デッキが選定できたら、それらをしっかりと形にしていきます。
デッキを実際に組んで回してみると色々な課題が見つかってきます。
見つかった課題を分析し、致命的な課題が見つかったものについてはこの時点で使用候補デッキから除外します。
課題を分析し致命的なものを除外したら、ここからは課題を解決していきます。
各候補デッキが抱える課題の解決策を検討し、盛り込みます。
ここまで来ると使用候補デッキはかなり絞られてきて2,3個ぐらいになっていることが多いです。
課題の解決策をデッキに盛り込んだら、あとは確認作業です。
使用候補デッキをそれぞれ使ってみて、直前の環境を見ながら最もしっくり来たものを当日の使用デッキとして決定します。
ここまで来ると最後は直感です。
自分が一番良い(使いたい)と思うデッキを選びます。
そして迎えるシティリーグ当日。
大会が終わったら当日の振り返りをします。
良かった点や反省点を整理し、次に活かします。
Day3:使用候補デッキの選定
それでは3日目として使用候補デッキの選定を行っていきます。
使用候補デッキの選定は以下の3ステップで進めます。
2日目に把握した環境デッキの特徴をもとに、似た者同士で分類していきます。
環境デッキは6種類に分類することができ、現環境で活躍しているのはその中の3種類。
各分類に対して分析を行い、どのようなカード(動き)が有効なのか考えます。
ここの有効策の考察をもとにこの先デッキ選定を進めるため非常に重要なフェーズ。
ここからはSTEP2で考察した有効策を詰め込んでデッキにしていく作業です。
この時点ではあまりシビアにならず、可能性がありそうなものは次々と形にしていきます。
そうしてできたものが使用候補デッキ。
STEP1:環境デッキを分類
世の中には2種類のデッキしかない。
ソウブレイズか、ソウブレイズ以外か。
そんな戯言はさておき
2日目に現環境で注目すべき9デッキの特徴を把握しましたが、いくつか似た特徴を持つデッキがありました。
ここではそんな似た者同士を分類していきます。
現行のF~Hレギュレーションでは環境デッキは以下の6種類に分類できます。
- 2進化exデッキ(例:リザードン、ドラパルト、サーナイトなど)
- VSTARデッキ(例:ルギア、レジドラゴ、パルキアなど)
- たねV,exデッキ(例:タケルライコ、トドロクツキ、ミライドンなど)
- 1進化exデッキ(例:ソウブレイズ、ニンフィア、サーフゴーなど)
- 非ルールデッキ(例:古代バレット、ロストバレット、マリルリなど)
- コントロールデッキ(例:テツノイバラ単、カビゴンLO、ピジョットコントロールなど)
これら6種類の中で最近の環境で特に活躍しているのが以下の3種類です。
- 2進化exデッキ(例:リザードン、ドラパルト、サーナイトなど)
- VSTARデッキ(例:ルギア、レジドラゴ、パルキアなど)
- たねV,exデッキ(例:タケルライコ、トドロクツキ、ミライドンなど)
注目9デッキのうち8デッキがここに含まれているため、この3種類のデッキに対して分析を行い有効策を考察していきます(仲間外れにされてしまったソウブレイズさん…)。
STEP2:分類ごとへの有効策を考察
2進化exデッキ
得意な動き(再現性高)
盤面準備からのカウンター
手札干渉+盤面複数取り
苦手な動き(再現性低or不可能)
序盤からの盤面制圧
総評
盤面の準備に時間がかかる代わりに、後から捲れる札が多く採用されているカウンター性能の高いデッキタイプ
盤面が完成すれば手札干渉しながらアタッカーの2面取りなどの宇宙ムーブが可能
一方で序盤は自分の盤面準備で忙しいため、相手の盤面を早い段階で制圧することはできない
有効策
盤面の準備が完了しないように手札干渉や起点崩しで妨害する(ジャッジマン、ボスの指令、ベンチ狙撃など)
捲られにくい盤面を形成する(アタッカー3面用意、手札干渉への耐性)
2進化exポケモンを高火力でワンパンする(330ダメージ以上)
VSTARデッキ
得意な動き(再現性高)
高耐久、高火力
幅広い戦い方
苦手な動き(再現性低or不可能)
後手からの攻撃
総評
持ち前のVSTARパワーを駆使して幅広い戦術が取れるデッキタイプ
VSTARは1進化相当のため先攻2ターン目など比較的序盤から高耐久かつ高火力を押しつけることが可能
一方でVSTARに進化しないと強力なワザは使えないため、後攻1ターン目から相手のポケモンを倒したりすることはできない
有効策
進化前のVポケモンを倒すなど先にサイドを2枚取る(2-2-2で先に取りきる)
VSTARポケモンを高火力でワンパンする(280ダメージ以上)
サイド2-1交換をしかける(かがやくリザードンなど)
たねV,exデッキ
得意な動き(再現性高)
序盤からの盤面制圧
後手からの攻撃
苦手な動き(再現性低or不可能)
手札干渉などのカウンター
総評
早いテンポでサイドを取り進めていくスピーディーなデッキタイプ
相手の盤面が出来上がる前に畳み掛け、そのまま走り切る動きが得意
一方、器用な動きは苦手で、手札干渉を絡めてのカウンターなどはできない
有効策
落ち着いて盤面を準備し、手札干渉を絡めて捲る(ナンジャモ、カウンターキャッチャーなど)
先にサイドを2枚取る(2-2-2で先に取りきる)
サイド2-1交換をしかける(かがやくリザードンなど)
STEP3:有効策を採用した候補デッキの作成
STEP2で考察した各分類に対する有効策をまとめると以下になります。
- 序盤からの盤面制圧(対2進化exデッキ)
- 捲られにくい盤面の形成(対2進化exデッキ)
- 330ダメージ以上の高火力(対2進化exデッキ、VSTARデッキ)
- 先にサイドを2枚取る(対VSTARデッキ、たねV,exデッキ)
- サイド2-1交換をしかける(対VSTARデッキ、たねV,exデッキ)
- 手札干渉を絡めて捲る(対たねV,exデッキ)
これらの要素を全て満たす必要はありませんが、3種類のデッキそれぞれに対して1つずつは最低限有効策を持っておきたいところです(多ければ多いほど良い)。
有効策を眺めながら作成した候補デッキが以下の3つになります。
あらゆる可能性を模索しましたが上手く形にできないものばかりで結局既存のデッキタイプ3つになりました。
ソウブレイズexデッキ
正直これが使いたいだけというのが本音
好みの性能すぎて他のデッキを考えることを邪魔してくる
このデッキを真面目に考察してみると案外環境にマッチしていることが判明
先述した6つの有効策のうち以下の3つは最低限備えてそう
- 捲られにくい盤面の形成(対2進化exデッキ)
- 330ダメージ以上の高火力(対2進化exデッキ、VSTARデッキ)
- 先にサイドを2枚取る(対VSTARデッキ、たねV,exデッキ)
ソウブレイズexは1進化exのため進化前のたねポケモンが非ルールポケモン
そのため盤面を上手く作ることができればスピーディーなデッキ相手には先に1枚サイドを取らせた上でこちらは2-2-2を通すことができる
1進化で進化しやすくワザを使うために必要なエネルギーが炎1エネルギーだけと要求も低い
そしてトラッシュに15枚エネルギーを送りさえすればその後はずっと330ダメージ以上を叩き出すことが可能
アタッカーが非常に作りやすく捲られにくい盤面が形成しやすい
しかも爽快感抜群で楽しいから最高!
はい、よっぽどのことがない限りソウブレイズexデッキを使うことになると思います。
まずは2日目に載せたサンプルレシピをもとに構築を検討していく
シンプルイズベスト
ルギアVSTARデッキ
何かあった時の保険デッキその1
結局ルギアのフルムーブに勝てるデッキとかほとんどない
ハイボアーケアーケは最強の呪文
こちらは6つの有効策のうち以下の4つを備えている
- 序盤からの盤面制圧(対2進化exデッキ)
- 捲られにくい盤面の形成(対2進化exデッキ)
- 330ダメージ以上の高火力(対2進化exデッキ、VSTARデッキ)
- サイド2-1交換をしかける(対VSTARデッキ、たねV,exデッキ)
序盤からテツノカイナexで圧をかける
ギフトエネルギーによって手札干渉への耐性あり
チラチーノで高火力出しながらサイド2-1交換
流石に強すぎるね
こちらもまずは2日目に載せたサンプルレシピをもとに構築を検討していく
パーフェクトミキサー採用型も検討したいところ
リザードンexデッキ
何かあった時の保険デッキその2
やっぱおかしいよこのデッキ
リザードンexとかいうカードがあまりにも単体性能高すぎて、もはや何でもありの領域
こちらは6つの有効策のうち以下の3つを備えている
- 330ダメージ以上の高火力(対2進化exデッキ、VSTARデッキ)
- サイド2-1交換をしかける(対VSTARデッキ、たねV,exデッキ)
- 手札干渉を絡めて捲る(対たねV,exデッキ)
そもそも捲られる側ではなく捲る側
カースドボムを絡めて正面への突破力はもちろん盤面複数破壊まで可能
かがやくリザードンでサイド2-1交換もできる
動かざること山の如し
最強の座は譲らない
こちらもまずは2日目に載せたサンプルレシピをもとに構築を検討していく
もっと宇宙構築目指す?
まとめ:あらゆる可能性を模索せよ!
今回は、シティリーグにおける使用デッキの決め方を解説していきました。
本記事では3日目として使用候補デッキの選定をしました。
環境デッキを特徴ごとに分類して、それぞれに対する有効策を考えれば自ずと見えてくるのが使用候補デッキ。
使用候補デッキをざっくり選定したところで、次回の記事ではそれらを実際に回すことで見えてきた課題の分析をしていきます。
お楽しみに!
それでは今回はこの辺で、またお会いしましょう!
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