環境デッキってなんやそれ~
全然分からへん~泣
まあ落ち着いて
一緒に把握していこ~
わ~い、良かった~
ほなよろしゅう!
逆張りがなかなかやめられない逆張りオタクの鑑
どーも、ぽわぽわです。
今回も、シティリーグにおける使用デッキの決め方を解説していきます。
本記事では2日目として環境デッキの把握を行っていきます。
まだ前回の記事(1日目)を読んでいない方は先に以下からご覧ください。
使用デッキを検討する前に、シティリーグ当日に対戦する可能性が高い環境上位デッキの特徴を把握しておきましょう。
環境上位デッキの特徴を把握して、自分に合ういずれかのデッキを使用するも良し、それらを対策したデッキを考えるも良し。
全ては敵を知ることから始まります。
それではやっていきましょう!
(おさらい)7日間のスケジュール
シティリーグにおける使用デッキの決め方を流れに沿って解説していきます。
7日間のスケジュール(記事の内容)は以下になります(本記事は2日目の部分)。
まずはシティリーグにおける目標を設定します。
目標が明確になっていないと使用デッキを検討する際の方向性が定まりません。
とりあえず1勝、勝ち越し、予選突破、優勝など目標自体は何でも構いません。
ここで設定した目標を達成できるようにこの先使用デッキを検討していくことになります。
目標を設定したら次にやることは環境デッキの把握です。
シティリーグ当日に対戦しそうなデッキとしてはどのようなものがあるのか、これを把握しておくことで使用デッキが決めやすくなります。
各デッキのサンプルレシピ、概要、強み、弱みなどをしっかりと把握しておきます。
環境デッキについて把握できたら、ここからはいよいよ使用デッキを検討していきます。
まずは把握した環境デッキたちに対して有効なアプローチを考え、そのアプローチを盛り込めそうなデッキを使用候補デッキとしていくつか選定します。
この段階ではまだあまり絞り込まず、可能性がありそうなデッキをたくさん挙げていきます。
使用候補デッキが選定できたら、それらをしっかりと形にしていきます。
デッキを実際に組んで回してみると色々な課題が見つかってきます。
見つかった課題を分析し、致命的な課題が見つかったものについてはこの時点で使用候補デッキから除外します。
課題を分析し致命的なものを除外したら、ここからは課題を解決していきます。
各候補デッキが抱える課題の解決策を検討し、盛り込みます。
ここまで来ると使用候補デッキはかなり絞られてきて2,3個ぐらいになっていることが多いです。
課題の解決策をデッキに盛り込んだら、あとは確認作業です。
使用候補デッキをそれぞれ使ってみて、直前の環境を見ながら最もしっくり来たものを当日の使用デッキとして決定します。
ここまで来ると最後は直感です。
自分が一番良い(使いたい)と思うデッキを選びます。
そして迎えるシティリーグ当日。
大会が終わったら当日の振り返りをします。
良かった点や反省点を整理し、次に活かします。
Day2:環境デッキの把握
それでは2日目として環境デッキの把握を行っていきます。
環境デッキの把握は以下の2ステップで進めます。
まずは直近1週間ほどの大会結果を確認し、どんなデッキが活躍しているのかを把握します。
大会結果まとめを活用しましょう。
直近の大会結果から環境上位デッキをピックアップし、どのようなデッキなのか深掘りします。
各デッキに対してサンプルレシピ、デッキ概要、強み、弱みを考察。
※ピックアップするデッキの数は環境によるが、目安としては5~10個ほど
STEP1:直近の大会結果を確認
まずは直近1週間の大会結果を確認します。
※シティリーグのシーズン中は基本1週間単位で環境が変化(メタが回る)
まだシティリーグが始まっていないため、今回は自主大会とジムバトルの結果を確認していきます。
これらの大会結果については、ポケカ飯さんやポケカブックさんがとても分かりやすくまとめてくださっています。
是非活用しましょう(いつもありがとうございます)。
自主大会の結果をもとにしたTier表はこちら。
ジムバトルの結果をもとにしたTier表はこちら。
ポケカ飯さんとポケカブックさん、ツイートの掲載許可ありがとうございます。
ちなみに今回僕が参加する日程はシーズン初週の月曜日ということで、直前の土日で環境に物凄い変化が起きたら頭を抱えることになってしまいます。
STEP2:環境上位デッキを深掘り
STEP1で確認した大会結果からシティリーグ初週を迎えるにあたって注目しておきたいデッキは以下の9個です。
- タケルライコexデッキ
- リザードンexデッキ
- ドラパルトexデッキ
- ルギアVSTARデッキ
- サーナイトexデッキ
- レジドラゴVSTARデッキ
- トドロクツキexデッキ
- パルキアVSTARデッキ
- ソウブレイズexデッキ
このピックアップした9個のデッキについて深掘りしていきます。
※サンプルレシピについては使用者が多い一般的な構築を想定
タケルライコexデッキ
サンプルレシピ
デッキの概要
オーガポンみどりのめんexの特性「みどりのまい」やオーリム博士の気迫を駆使して盤面にエネルギーを蓄え、次々と相手のポケモンをなぎ倒していくスピードとパワーを兼ね備えたデッキ
ACE SPECはプライムキャッチャーが主流
強み
後攻1ターン目からワザを使い相手のポケモンを倒していけるスピード感
HPが非常に高い2進化exポケモンもワンパンできるパワー
たねポケモン主軸の安定感
弱み
相手にサイドレースを2-2-2で進められやすい
ワザを使うと盤面からエネルギーが減るため手札干渉への耐性が低い
リザードンexデッキ
サンプルレシピ
デッキの概要
盤面を整えてから戦うカウンター寄りのデッキ
サマヨールやヨノワールの特性「カースドボム」を絡めてリザードンexのワザ「バーニングダーク」の打点を補助したり、アタッカーを2面同時に処理したりとやりたい放題
おまけにブライアを使用してサイドの追加取りも可能
ACE SPECはアンフェアスタンプが主流
強み
現代ポケモンカードにおける強い動きがほとんど再現可能
高耐久、高火力、手札干渉、ベンチ干渉、サイドレースずらしなどなど何でもあり
弱み
2進化デッキのため盤面の準備に時間がかかる
ピジョットexの特性「マッハサーチ」がデッキの根幹を担っているため、ピジョットexを準備できなかったり早い段階で倒されてしまうとデッキの動きが鈍る
ドラパルトexデッキ
サンプルレシピ
デッキの概要
ドラパルトexのワザ「ファントムダイブ」で相手の盤面にダメカンをばら撒きサイドの複数取りを狙っていくデッキ
ドラパルトexデッキには様々な型があるが、主流は特性「カースドボム」を持つサマヨールやヨノワールと組み合わせた型
この型の場合ACE SPECはきらめく結晶
強み
リザードンexデッキ同様何でもあり
HPが320とリザードンexに比べて10低いが弱点がないためオーガポンみどりのめんexに倒されにくい
ダメカンを上手く調整すれば一気にサイドを6枚取りすることも可能
弱み
リザードンexデッキ同様2進化デッキのため盤面の準備に時間がかかる上に、リザードンexと違いドラパルトexはエネルギーを手貼りする必要がある
相手のバトルポケモンに与えるダメージが高くないのでスピードとパワーで押し切られてしまうことがある
ルギアVSTARデッキ
サンプルレシピ
デッキの概要
アーケオスを2体トラッシュに送って、ルギアVSTARのVSTARパワー特性「アッセンブルスター」で特殊召喚するデッキ
アーケオスの特性「プライマルターボ」で相手に応じたアタッカーに特殊エネルギーを供給
ACE SPECはレガシーエネルギーかパーフェクトミキサー(現時点ではレガシーエネルギーの方が主流か?)
アタッカーについてもチラチーノを採用する型とたねポケモン主体の型がある
強み
早い段階でアーケオスを2体盤面に用意することができたら最強
HPが高いポケモンはチラチーノでワンパン、HPが低いポケモンはテツノカイナexでサイド追加取り
サイドレースにおいてかなり優位に立つことができる
ギフトエネルギーで手札干渉への耐性もあり、ミストエネルギーでワザの効果を防ぐことも可能
弱み
手札の噛み合いに左右されやすい(安定感が低め)
アーケオスが用意できないとお手上げ
サーナイトexデッキ
サンプルレシピ
デッキの概要
盤面を整えてから戦うカウンターデッキ
相手に合わせて非ルールポケモンを駆使して立ち回る
ACE SPECはアンフェアスタンプ
強み
勇気のおまもりをつけたフランテのワンパン性能、サケブシッポやクレセリアによるベンチ干渉、ハバタクカミやクレッフィによる特性ロック、ミミッキュでV,exポケモン封殺、マシマシラでダメカン調整など何でもあり
弱み
盤面の準備に時間がかかるため押し切られやすい
デッキの根幹をサーナイトラインが担っているため、そこを狙われ続けると苦しい
レジドラゴVSTARデッキ
サンプルレシピ
デッキの概要
ドラゴンポケモンをトラッシュに送り相手に応じてワザを使い分けて戦うデッキ
特性「みどりのまい」でオーガポンみどりのめんexにつけた基本草エネルギーをレジドラゴVSTARにつけかえて疑似的にエネ加速する
ACE SPECはプライムキャッチャー
強み
ファントムダイブとトライフロストを使い分けられるベンチ干渉性能の高さ
火力と耐久も高水準
弱み
相手にサイドレースを2-2-2で進められやすい
レジドラゴVSTARが簡単に倒されるとアタッカーの準備が間に合いにくく苦しい
トドロクツキexデッキ
サンプルレシピ
デッキの概要
ダークパッチやオーリム博士の気迫を駆使して盤面にエネルギーを蓄え、次々と相手のポケモンをなぎ倒していくスピードとパワーを兼ね備えたデッキ
ACE SPECはプライムキャッチャーかアンフェアスタンプ
少し前までは基本水エネルギーとエネルギーつけかえを採用してかがやくゲッコウガがワザ「げっこうしゅりけん」を使えるようにしている型が主流だったが、最近はトドロクツキexとトドロクツキでビートしていく型が主流
強み
後攻1ターン目からワザを使い相手のポケモンを倒していけるスピード感
HPが非常に高い2進化exポケモンも問答無用でワンパンできるパワー
たねポケモン主軸の安定感
弱み
相手にサイドレースを2-2-2で進められやすい
トドロクツキexがワザ「くるいえぐる」を使うとHPが低くなり、サイドの複数取りがされやすくなってしまう
パルキアVSTARデッキ
サンプルレシピ
デッキの概要
ゼロの大空洞でベンチを広げることによりパルキアVSTARのワザ「あくうのうねり」で高火力を出していくデッキ
ACE SPECはプライムキャッチャーが主流
ヨノワールやサマヨールの特性「カースドボム」を絡めて序盤の制圧力を高める型も存在する(全く別コンセプトのデッキ)
強み
サポートのカイや特性「ほうせきさがし」を持つヨルノズクによって足りないパーツを集められるため再現性が高い
火力と耐久が高水準で殴り出しも早い
弱み
相手にサイドレースを2-2-2で進められやすい
テンポ良くパルキアVSTARを倒されるとエネルギー供給が追いつかないことがあり苦しい
ソウブレイズexデッキ
サンプルレシピ
デッキの概要
エネルギーをひたすらトラッシュに送り青天井火力を叩き出す爽快感抜群のデッキ
強み
1エネ青天井
シンプルで再現性が高い
楽しい
弱み
非ルールポケモンが中心のデッキ相手だとサイドレースで不利を取る
ミミッキュが重い
楽しくなって山を掘りすぎてセルフLO
まとめ:環境把握こそデッキ選定の要
今回は、シティリーグにおける使用デッキの決め方を解説していきました。
本記事では2日目として環境デッキの把握をしました。
しっかりと環境デッキを把握しておくことがデッキ選定の要になりますので、ここを軽視することがないように気をつけましょう!
ざっくりと各デッキの特徴を掴んだところで、次回の記事ではいよいよ使用候補デッキの選定をしていきます。
お楽しみに!
それでは今回はこの辺で、またお会いしましょう!
前回の記事
次回の記事