使用候補デッキを選んだは良いけど
実際に対戦してみたら全然勝てへん~泣
あるあるやから大丈夫やで
何が課題なのかしっかり分析していこ!
あるあるなんか、良かった~
ほなよろしゅう!
「ぼくがかんがえたさいきょうのでっき」は大体紙束
どーも、ぽわぽわです。
今回も、シティリーグにおける使用デッキの決め方を解説していきます。
本記事では4日目として使用候補デッキの課題分析を行っていきます。
まだ前回の記事(3日目)を読んでいない方は先に以下からご覧ください。
使用候補デッキをいくつか選んだら、実際にデッキを組んで回してみましょう。
上手く回らなかったり、勝てなかったり、現実が見えます。
何が課題なのかしっかりと分析することが重要。
それではやっていきましょう!
(おさらい)7日間のスケジュール
シティリーグにおける使用デッキの決め方を流れに沿って解説していきます。
7日間のスケジュール(記事の内容)は以下になります(本記事は4日目の部分)。
まずはシティリーグにおける目標を設定します。
目標が明確になっていないと使用デッキを検討する際の方向性が定まりません。
とりあえず1勝、勝ち越し、予選突破、優勝など目標自体は何でも構いません。
ここで設定した目標を達成できるようにこの先使用デッキを検討していくことになります。
目標を設定したら次にやることは環境デッキの把握です。
シティリーグ当日に対戦しそうなデッキとしてはどのようなものがあるのか、これを把握しておくことで使用デッキが決めやすくなります。
各デッキのサンプルレシピ、概要、強み、弱みなどをしっかりと把握しておきます。
環境デッキについて把握できたら、ここからはいよいよ使用デッキを検討していきます。
まずは把握した環境デッキたちに対して有効なアプローチを考え、そのアプローチを盛り込めそうなデッキを使用候補デッキとしていくつか選定します。
この段階ではまだあまり絞り込まず、可能性がありそうなデッキをたくさん挙げていきます。
使用候補デッキが選定できたら、それらをしっかりと形にしていきます。
デッキを実際に組んで回してみると色々な課題が見つかってきます。
見つかった課題を分析し、致命的な課題が見つかったものについてはこの時点で使用候補デッキから除外します。
課題を分析し致命的なものを除外したら、ここからは課題を解決していきます。
各候補デッキが抱える課題の解決策を検討し、盛り込みます。
ここまで来ると使用候補デッキはかなり絞られてきて2,3個ぐらいになっていることが多いです。
課題の解決策をデッキに盛り込んだら、あとは確認作業です。
使用候補デッキをそれぞれ使ってみて、直前の環境を見ながら最もしっくり来たものを当日の使用デッキとして決定します。
ここまで来ると最後は直感です。
自分が一番良い(使いたい)と思うデッキを選びます。
そして迎えるシティリーグ当日。
大会が終わったら当日の振り返りをします。
良かった点や反省点を整理し、次に活かします。
Day4:使用候補デッキの課題分析
それでは4日目として使用候補デッキの課題分析を行っていきます。
使用候補デッキの課題分析は以下の2ステップで進めます。
デッキを組んで回してみると、思い描いていた理想の動きの再現性が低い、特定のデッキに勝てないなど様々な課題が見えてきます。
見つかった課題を全てリストアップします。
見つかった課題を分析していきます。
構築で解決できるか、割り切れるか、致命的か判断します。
構築で解決できそうなものと割り切れそうなものは次のフェーズへ。
どうにもならない致命的なものは残念ですが、さようなら。
STEP1:課題の洗い出し
3日目に選定した3つの候補デッキについて課題の洗い出しを行います。
ソウブレイズexデッキ
こちらのサンプルレシピを回してみた結果、見つかった課題は以下の通り。
- ミミッキュが突破できない(そもそもサナとカビゴンが重い)
- 先にサイドを2枚取られると巻き返せない
ルギアVSTARデッキ
こちらのサンプルレシピを回してみた結果、見つかった課題は以下の通り。
- 理想盤面の再現性に難あり
- 盤面複数取りされるのがキツイ
リザードンexデッキ
こちらのサンプルレシピを回してみた結果、見つかった課題は以下の通り。
- プレイ難度が高すぎる
STEP2:分析
STEP1で洗い出した課題を分析します。
ソウブレイズexデッキ
- ミミッキュが突破できない(そもそもサナとカビゴンが重い)
ソウブレイズが直面する最大の課題
この構築の場合、ソウブレイズexしかアタッカーを採用しておらず、裏呼びもボスの指令2枚だけということで概ねミミッキュで詰みます。
現状ミミッキュが採用されるデッキはサーナイトexデッキとカビゴンLOぐらいで、現状の構築ではミミッキュ以前にそもそもどちらもデッキタイプとして不利(無理)です。
割り切るか、構築で何とか解決するかといった感じですね。
- 先にサイドを2枚取られると巻き返せない
これはソウブレイズexデッキに限らず、サイドを2-2-2で取り進められやすいデッキタイプ共通の課題。
非ルール盤面を作るように努めるか、スピードを上げるか、手札干渉などの捲り札を採用するか
いずれにしても構築やプレイングで解決できる可能性は十分ありますね。
そもそも使いたいデッキタイプなので解決策を考えるフェーズへ。
ルギアVSTARデッキ
- 理想盤面の再現性に難あり
アーケオスを2枚トラッシュに送りながらルギアラインとチラーミィラインを準備。
理想盤面が完成すれば最強格ですが、要求値はそれなりに高く再現性に不安は残ります。
- 盤面複数取りされるのがキツイ
エネルギー加速手段はアーケオスに依存しており、アーケオスが2体とも盤面から消えるとデッキとしての強みが消滅します。
また、チラチーノは非ルールポケモンながら2進化exポケモンをワンパンできるバケモンですが、HP110でカースドボム圏内。
カースドボムを絡めてチラチーノ2体やチラチーノ+アーケオスなどの取られ方をすると苦しいです。
ただこれら2つの課題については構築やプレイングでカバーできる可能性が十分にあるため解決策を考えるフェーズへ。
リザードンexデッキ
- プレイ難度が高すぎる
しっかりと待ちのプレイングができれば、ある程度リザードンexデッキを使いこなすことは可能でした。
そう、やつらが来るまでは。
ボムギミックが登場したことにより、待ちのプレイングだけでなく自ら仕掛けていく攻めのプレイングも要求されるようになりました。
おまけにブライアもプランとして考慮する必要があるなど、何でもできるが故に訳が分からなくなる始末。
このデッキをシティリーグという緊張感もある場でプレミせず25分以内に回し切るのはなかなかに困難。
それを6戦以上繰り返す。
ちょっと僕にはプレイ難度が高すぎるかなぁと思い、使用を断念することにしました。
ボムギミックを不採用にしてシンプルに組めばプレイ難度は下がりますが、2進化exデッキとしての現環境での強みが損なわれるため構築で解決することは不可能と判断。
まとめ:現実から目をそらすな!
今回は、シティリーグにおける使用デッキの決め方を解説していきました。
本記事では4日目として使用候補デッキの課題分析をしました。
課題を洗い出して分析した結果、使用候補デッキからリザードンexデッキが脱落し、ソウブレイズexデッキとルギアVSTARデッキが残りました。
次回の記事では残った2つの候補デッキについて課題の解決策を考えていきます。
お楽しみに!
それでは今回はこの辺で、またお会いしましょう!
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