ケッキングとかいうポケモン、ワザ使えない系の特性持たされがち
どーも、ぽわぽわです。
今回は、2024年10月18日(金)発売の拡張パック「超電ブレイカー」に収録されるケッキングexについて考察していきます。
デメリット特性を持っているものの、その条件は比較的ゆるく、意外と扱いやすい1枚。
高耐久、高火力、省エネ、組み合わせ自由
ピカチュウexとサザンドラexに気を取られている間に、しれっとバケモンカード降臨!
効果がシンプルで派手さはないですが、実はかなりのパワーカードな予感がします。
強みや弱みに触れつつ、おすすめのデッキレシピも紹介します。
それではやっていきましょう!
ケッキングexの性能について
テキスト
ケッキングex
HP340の2進化exポケモン
書いているテキストが非常にシンプルで強い
特筆すべきは特性「さぼりたいしつ」
相手の場に「ポケモンex・V」がいない場合にワザが使えないというデメリット特性だが、環境的に何かしら並んでいることが多いためそこまで気にならない印象
ワザ「グレートスイング」は無色2エネで使いやすく、280ダメージと火力も申し分ない
ワザを使うとエネルギーを1個トラッシュする必要はあるが、大した反動ではない
逃げエネは4で闘弱点
強み
ケッキングexの強みは高耐久と高火力を兼ね備えていて、組み合わせの自由度も高いところ。
HPが340で2進化exポケモンたちの基本HPラインよりも少し高い。
ワザのダメージも280ダメージと1進化exポケモンやVSTARポケモンをワンパンできる十分な打点ライン。
そして、ワザを使うために必要なエネルギーが無色2エネのため、要求低めで様々なカードとの組み合わせが考えられる。
シンプルにデカさが売りの1枚。
弱み
ケッキングexの弱みは小回りが効かないところ。
デメリット特性を持っているため、相手のデッキがex・V以外のポケモンを主軸としている場合、成す術がない。
最近の環境ではシステムポケモン等を含めて何かしら相手の場にポケモンex・Vが並んでいることが多いとはいえ、古代バレットやロストバレットなど非ルールポケモン主軸のデッキタイプも存在するため、そのあたりは構築で対策していきたい。
また、ベンチ狙撃やダメカンばら撒きといった絡め手を持っているわけではないため、器用な動きはできない。
相性の良いカード
ケッキングexと組み合わせたい相性の良いカードを役割ごとにそれぞれ3つずつ紹介します。
エネルギー加速手段3選
ケッキングexがワザを継続的に使用していくために、エネルギー加速手段として相性の良いカードは以下の3つです。
まずは、ガラスのラッパ。
テラスタルポケモンと組み合わせることでケッキングexにエネルギー供給することが可能。
最近生まれた無色ポケモンの強み。
続いて、ミラージュゲート。
エネルギーの色が何でもいいならとりあえずミラージュゲート。
好きな色と組み合わせることができる器用な1枚。
最後に、ネイティオ。
エネルギー加速しながらドローもできる優秀なポケモン。
エネ加速の色が何でもいいなら強いシステムを使った方がいいに決まっている。
補助カード3選
ケッキングexが強みを発揮していくために、補助カードとして相性の良いカードは以下の3つです。
まずは、テラパゴスex。
ガラスのラッパの使用条件を満たしながら、ケッキングexでは太刀打ちできない非ルールたねポケモン主体のデッキに対して無類の強さを発揮する都合の良いポケモン。
無色ポケモン同士のシンプルなシナジー。
続いて、クエスパトラex。
これまたケッキングexでは太刀打ちできない非ルールたねポケモン主体のデッキに対して強く出られるポケモン。
ネイティオをエネ加速手段として共有できるため高相性な1枚。
最後に、ブーメランエネルギー。
ワザ「グレートスイング」のコストを踏み倒すことが可能な面白い性能。
なくてもいいがあると助かる、そんな1枚。
ACE SPEC3選
ケッキングexデッキと相性の良いACE SPECは以下の3つです。
まずは、マキシマムベルト。
ワザ「グレートスイング」の火力補助カード。
280だと届かなかった2進化exポケモンの基本HPラインである330に届かせてくれる。
続いて、シークレットボックス。
ケッキングexとふしぎなあめをセットでサーチできる優秀なカード。
デッキの安定感を意識するなら採用したい1枚。
最後に、アンフェアスタンプ。
2進化ポケモン特有の動き出しの遅さをカバーしてくれる捲り札。
カウンター寄りの動きを重視するなら優先して採用したい。
他にもプライムキャッチャーやヒーローマントは当然強いため、構築や環境に合わせて採用を検討したいところ。
おすすめデッキレシピ3選
上記の強みや弱みを考慮しておすすめのデッキレシピを3つ作成しました。
案1:テラパゴスex採用型
まずご紹介するのは、テラパゴスexと組み合わせた構築です。
テラパゴスexを場に出しつつ、カキツバタやヨルノズクでケッキングexの準備を進めていきます。
非ルールたねポケモンを主軸とするデッキ相手にはケッキングexが役に立たないことが多いのでテラパゴスexで戦っていきます。
エネルギー加速手段としてガラスのラッパが共有できるのが非常に優秀。
カウンターゲイン+ブーメランエネルギーでグレートスイングを打てるのが気持ちいいです。
案2:ロスバレ型
続いてご紹介するのは、ロストゾーンギミックと組み合わせた構築です。
既視感の正体はロスギラ。
ギラティナと比べると進化元がポフィンに対応している分、盤面展開はしやすい印象です。
アビスシークがなかったり、2進化のため少し進化するのが難しかったりしますが、耐久力と技のコスパはケッキングexの方が優秀。
エネルギーの色に縛りがないため、小物に強いかがやくゲッコウガ、テツノカイナex、ヤミラミが使える3色をチョイスしています。
カスタマイズ性の高さもケッキングexの魅力です。
案3:クエスパトラex採用型
最後にご紹介するのは、クエスパトラexと組み合わせた構築です。
エネ加速手段兼ドローシステムとしてネイティオを採用し、ケッキングexとクエスパトラexのどちらでも技が使いやすいようにしています。
古代バレットやロストバレット相手にはポケモンリーグ本部を貼りながらクエスパトラexでビートしていきましょう。
クエスパトラexが出しにくい高火力をケッキングexが補ういい関係性です。
まとめ:シンプルな強さ
今回は、2024年10月18日(金)発売の拡張パック「超電ブレイカー」に収録されるケッキングexについて考察していきました。
デメリット特性の条件が比較的ゆるめなため、高いHPとダメージでしっかりとあらゆる相手に対応していけそうです。
テクニカルな動きができるポケモンではないですが、効果がシンプルで直線的な強さを誇っています。
無色ポケモンでエネルギー要求も低めな分、色々なカードと組み合わせることができて、ピカチュウexやサザンドラexよりもケッキングexが1番ガチな気もします。
デメリット特性を打ち消せるようなスタジアムが登場したら更に面白そうな予感です。
「超電ブレイカー」のカードリストが全て公開されたら、また考察記事を書く予定です。
お楽しみに!
それでは今回はこの辺で、またお会いしましょう!
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