はよ隠密フード再録してくれ~
どーも、ぽわぽわです。
今回は、2024年10月18日(金)発売の拡張パック「超電ブレイカー」に収録されるピカチュウexについて考察していきます。
可愛い見た目とは裏腹に高火力と耐久特性を併せ持つ脅威の主人公ポケモン。
明らかに強い性能をしている割には現環境で猛威をふるっているデッキにマジレスされてしまいそうなのが懸念点です。
強みや弱みに触れつつ、おすすめのデッキレシピも紹介します。
それではやっていきましょう!
ピカチュウexの性能について
テキスト
ピカチュウex
HP200のたねexポケモン(テラスタル)
書いているテキストが基本的に全て強い
特性「がんばりハート」はHP満タン時に相手の攻撃を確定で1発耐えるという壊れ性能
絡め手を持っていないデッキ相手に対してとても脅威となる
ワザ「トパーズボルト」は草雷鋼の3エネでエネトラッシュの反動付きと要求は重いものの、300ダメージという高火力
逃げエネは1で闘弱点
強み
ピカチュウexの強みは特性「がんばりハート」による耐久力とワザ「トパーズボルト」の高火力を併せ持ったたねポケモンであるというところ。
しかも雷ポケモンのため、ミライドンexの特性「タンデムユニット」からベンチに展開することができる。
さらにテラスタルポケモンのため、ゼロの大空洞やヨルノズクと組み合わせることも可能。
「超電ブレイカー」に収録されるレアコイルやグラビティーマウンテンとも相性が良く、様々な構築で活躍が期待できる1枚。
弱み
ピカチュウexの弱みは環境デッキにカースドボムやアドレナブレインなど特性でダメカンをのせることができるポケモンが多く採用されていること。
カースドボム+バーニングダークやアドレナブレイン+ミラクルフォース、ファントムダイブでのダメカン調整、くるいえぐるによる強制きぜつなどで特性「がんばりハート」を貫通されてしまうことが多く、環境デッキに対して有利に戦えるかが懸念される。
また、ワザ「トパーズボルト」を使うための要求をどのように満たしていくかも課題である。
ピカチュウex単体ではどうすることもできないため、動きをサポートするカードを多く採用するなど構築で解決していきたいところ。
相性の良いカード
ピカチュウexと組み合わせたい相性の良いカードを役割ごとにそれぞれ3つずつ紹介します。
エネルギー加速手段3選
ピカチュウexがワザ「トパーズボルト」を継続的に使用していくために、エネルギー加速手段として相性の良いカードは以下の3つです。
まずは、特性「かじょうほうでん」を持つレアコイル。
きぜつするため使用回数に限度はあるが、この特性だけでピカチュウexがワザを使う準備は完了するため非常に強力。
続いて、ワザ「バチュチャージ」を持つバチュル。
後攻1ターン目にこのワザを使えばピカチュウex2匹を育成することが可能(鋼エネルギーは別途手貼りする必要あり)。
最後に、特性「こだいのえいち」を持つレジギガス。
ピカチュウexを場に出してゼロの大空洞を貼ればベンチが広がるためレジ達をフル展開することが可能。
盤面が完成すれば毎ターン継続してピカチュウexでワザを使っていける。
補助カード3選
ピカチュウexが強みを発揮していくために、補助カードとして相性の良いカードは以下の3つです。
まずは、特性「あいのしゅごしん」を持つラブトロスV。
ピカチュウexに超エネルギーがついていれば、カースドボムやアドレナブレインなどのダメカンをのせてくる厄介な特性の効果を受けない。
これによってピカチュウexの特性「がんばりハート」をより強力に使えるようになる。
続いて、ベルのまごころ。
特性「がんばりハート」でピカチュウexが相手の攻撃を1発耐えた場合に使えば、HPを全回復させて再び特性「がんばりハート」の発動条件を満たすことができる。
※ボタンでも似たような動きはできるため、どちらを採用するかは要検討
最後に、グラビティーマウンテン。
基本的な2進化exポケモンのHPラインは310~330で、ワザ「トパーズボルト」の300ダメージではあと一歩届かないことが多い。
そんなときにグラビティーマウンテンを貼れば2進化ポケモンのHPを30下げることができて倒すことができる。
回復されなければ事前に300ダメージ与えておいて、後から一気に倒すことも可能。
ACE SPEC3選
ピカチュウexデッキと相性の良いACE SPECは以下の3つです。
まずは、きらめく結晶。
ワザを使うためのエネルギーが1個分少なくなるためシンプルに高相性。
ピカチュウexは特性のおかげで場持ちが比較的良いポケモンなのできらめく結晶の恩恵を複数回受けることも可能。
ピカチュウexデッキのACE SPEC枠に迷ったら、とりあえずきらめく結晶にしておくのが無難。
続いて、シークレットボックス。
レアコイル、力の砂時計、ベルのまごころ(ボタン)、グラビティーマウンテン(ゼロの大空洞)のように必要パーツを一気にかき集めることができる。
採用するかは構築次第だが、必要札をピンポイントでサーチできるのはとても魅力的。
最後に、ミラクルインカム。
ミラクルインカムは非常に汎用性の高い効果を持っているため、あらゆるデッキにおいて採用が検討できる万能ACE SPEC。
ピカチュウexデッキにおいては、トラッシュからベルのまごころとボスの指令を回収することで、回復札の使い回しと次ターンのリーサル圧をかけることが可能。
ブライアのピン刺しを正当化しやすいのも評価ポイント。
ACE SPEC枠は他にもレガシーエネルギーやプライムキャッチャーなどは雑に強い。
ヒーローマントやアンフェアスタンプは特性との噛み合いが微妙なため、採用する場合は慎重に。
おすすめデッキレシピ3選
上記の強みや弱みを考慮しておすすめのデッキレシピを3つ作成しました。
案1:耐久型
まずご紹介するのは、耐久を意識した構築です。
理想の動きとしてはバチュルのワザ「バチュチャージ」でピカチュウex2匹にそれぞれ草エネルギーと雷エネルギーを加速するところから始めたいです。
その後はピカチュウexのワザ「トパーズボルト」をひたすら連打していきます。
レアコイルの特性「かじょうほうでん」を使うことでエネルギー供給を継続的に行います。
ラブトロスVを採用することでピカチュウexに超エネルギーがついているとカースドボムやアドレナブレインなどを無効化して特性「がんばりハート」で耐久できます(ファントムダイブでダメカン調整されたりくるいえぐられるのは相変わらず)。
基本超エネルギーは手貼りorかじょうほうでんor力の砂時計でつけていきましょう!
ヨルノズクの特性「ほうせきさがし」による安定感も魅力。
案2:勝手にカウンター型
続いてご紹介するのは、相手にサイドを取らせて勝手にカウンターしていく構築です。
レアコイルの特性「かじょうほうでん」を使って、序盤はテツノカイナexで、中終盤はピカチュウexで戦っていきます。
テツノカイナexでサイドを2枚取り(4枚取れたらかなり楽)、ピカチュウexでサイドを(2枚~)4枚取る流れを想定しています。
ピカチュウexがワンパンされるかどうかでレアコイルの使用回数は変動します。
サイド数的にレアコイルが最初のテツノカイナex起動時の1回しか使えない場合もあるため、そういうときは手貼りやアカマツ、力の砂時計でエネルギーをなんとか間に合わせていく必要があります。
案3:レジギガス型
最後にご紹介するのは、レジギガスと組み合わせた構築です。
ピカチュウexへのエネ加速手段として特性「こだいのえいち」を持つレジギガスを採用しました。
トラッシュからエネルギー供給できるため、盤面が整ってしまえばピカチュウexがワザ「トパーズボルト」を連打していくことが可能です。
ACE SPEC枠は万能エネルギーのレガシーエネルギーを採用していますが、プレシャスキャリーを採用すると序盤の盤面展開がより安定します。
プレシャスキャリーを採用する場合はサポート構成を変更する必要があります(序盤からプレシャスキャリーに触りたいためカイの採用が濃厚)。
※レガシーエネルギーの取られるサイドを1枚減らす効果は対戦中1回しか発動しないため、トラッシュから使いまわす際には注意が必要
まとめ:手厚いサポート体制
今回は、2024年10月18日(金)発売の拡張パック「超電ブレイカー」に収録されるピカチュウexについて考察していきました。
ピカチュウexは雷タイプのたねポケモンでかつテラスタルポケモンなので、ミライドンex、ヨルノズク、ゼロの大空洞など動きを補助するカードが多いです。
また、レアコイルやバチュル、レジギガスなどエネ加速手段の選択肢も豊富なので様々な構築が検討できますね。
リザードンexのように単体で完結しているポケモンではありませんが、その分手厚いサポート体制に恵まれている印象です。
次回の記事では同じく「超電ブレイカー」に収録されるサザンドラexについて考察記事を書く予定です。
お楽しみに!
それでは今回はこの辺で、またお会いしましょう!
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